2012年11月10日土曜日

ACID Music Studio 9 登場

紹介するのが遅くなりましたがループシーケンサー『ACID Music Studio』の最新バージョン 9が2012年08月に登場しました。

24bit/96kHz オーディオへ対応した『ACID Music Studio 9』ですが、主要音楽ソフトのパートナーソフトとして『ACID Music Studio』を既に使用している方が、バージョン 9にするメリットはそれほど感じません。そのため無理にアップグレードする必要はないと思います。

2012年10月27日土曜日

がくっぽいど VOCALOID3 ライブラリ

続々と新作が発表されるVOCALOID3 Libraryですが、『IA』『蒼姫ラピス』『Mew』『兎眠りおん』『Lily』など、その多くが女性ボーカル・ライブラリです。

そんな中、ボーカリストGACKT さんの声をDTMで再現することのできることで好評を得た『がくっぽいど』のVOCALOID3専用ライブラリが登場しました。

VOCALOID3専用の男性ボーカル・ライブラリでは『がくっぽいど』が初となります。

2012年8月24日金曜日

Band-in-a-Box 20 登場

MOTU『Digital Performer 8』に合わせてサイトのコンテンツの一部をリニューアルする予定だったのですが、最近では出る気配を感じることができません。

そんな中、2012年08月24日発売開始のPG Music『Band-in-a-Box』は最新バージョンでとうとうバージョン 20まで来ました。

今回登場した最新バージョン『Band-in-a-Box 20』では「伴奏スタイル」が増えているのはもちろんのこと、VST/DX プラグインを各トラックで使用することができたり、音素材をソフトへ読み込むことなどもできるようになっています。

2012年8月4日土曜日

Sonnox『Oxford Inflator』の値下げ

至るところで書いてきたので、今さらなぜ?と思われる方もいるかもしれませんが、Native版の大幅に値下げやTC Electronic PowerCore版は生産終了などもあったので、Sonnoxの人気プラグイン・エフェクター『Oxford Inflator』ついて書きたいと思います。

マスタリング時に音質の変化が少なくオーディオレベルを稼ぐことのできるマキシマイザーとしての使用している人も多い『Oxford Inflator』ですが、個人的にマスタリングなら『WAVES L3』や『L2』のほうが使い勝手が良いと思います。

2012年7月16日月曜日

オーディオインターフェイス『Apolloシリーズ』

UNIVERSAL AUDIOから2012年に発表された『Apollo』はDSPエフェクトを使用することのできるオーディオ・インターフェイスです。

最大の特徴は「UADプラグインを使用することができる」という点ですが、オーディオ・インターフェイスとしてもかなりハイレベルです。

オーディオI/F『Apollo シリーズ』とPCとの接続は標準でFireWire 800、オプションカードでThunderbolt 接続も可能です。

ラインナップは4基プロセッサーを搭載した『Apollo QUAD』と2基プロセッサーを搭載した『Apollo DUO』でPCIe版にある『SOLO』はありません。

すでに『Mipa 2012』の「レコーディング・ハードウェア部門」で最優秀賞を受賞するなど注目度も非常に高く、定番の『UAD-2 シリーズ』と同様に『Apollo シリーズ』は高い評価を受けています。

DTMバンドル・ガイドのほうで「UAD-2とパソコンの高スペック&低価格化」という記事を書きましたが、今後この分野はオーディオ・インターフェイスとしての機能がしっかりしていることが今までよりも重要です。

その点で『Apollo シリーズ』は充分にクリアーしていますが、DSP搭載オーディオ・インターフェイスを探している方はMOTU『828mk3 Hybrid』にも注目してみると良いと思います。

もちろん人それぞれですが個人的にはPCIe版の『UAD-2 DUO』と『828mk3 Hybrid』の組み合わせあたりが宅録スタジオでは良いような気がします。


2012年5月11日金曜日

Cubase 6.5 登場

待望のReWire 64bitに対応したSteinberg定番の音楽制作ソフト『Cubase 6.5』が2012年03月に登場しました。

とは言っても『Cubase 6』ユーザーが無償でダウンロードすることのできるReWire 64bitに対応した『Cubase 6.0.6』『Cubase Artist 6.0.6』がその後に発表されたためバージョン6.5へのアップグレードを考えている方は、それ以外のところに着目する必要があります。

今回のバージョン 6.5ではソフトシンセ「Retrologue」「Padshop」、VSTエフェクト「MorphFilter」「DJ-EQ」の搭載とギター用「VST Amp Rack」のバージョンアップなどが主な目玉です。

なかなか良い感じのプラグインでアップグレイド価格も安いのでバージョンアップさせても良いのではないかと思います。

尚、同時に登場したシリーズのミッドレンジモデルになる『Cubase Artist』の最新バージョン6.5も最上位版『Cubase 6.5』と同様のアップグレード内容となっています。



2012年4月24日火曜日

コンプリートパッケージ『SONAR X1 Production Suite』

CakewalkのコンプリートDAWパッケージ『SONAR X1 Production Suite』が2011年12月に登場しました。

プロ用途にも対応可能な『SONAR X1 Production Suite』のパッケージ内容は『SONAR X1c Producer』『SONAR X1 EXPANDED』『PC4K S-Type Expander/Gateモジュール』『Z3TA+ 2』などで、シリーズ最上位版『SONAR X1 Producer』の最新バージョンを拡張することができます。

尚、すでに『SONAR X1 Producer』を使っている方にはアップグレードキット『SONAR X1 Production Suite Kit』も用意されています。

このパッケージの主な注目点は『SONAR X1 EXPANDED』で「ProChannelのモジュール化」をすることができるところです。









2012年4月21日土曜日

VOCALOID3 スターターパック

ボーカロイドでしっかりとしたボーカルトラックを作成するのに「VOCALOID 3 Editor」は必需品です。各「VOCALOID 3 ライブラリ」にも「Tiny VOCALOID3 Editor」が付属していますが、編集・再生可能なトラック数 1、最大小節数 17と体験版ソフトのレベルなので、作業効率やクオリティーなどにこだわる方は「VOCALOID 3 Editor」を使用しましょう。

まだ「VOCALOID 3 Editor」を所有していない方には「VOCALOID 3 Editor」と「VOCALOID 3 ライブラリ」がセットになったお得な『VOCALOID3 スターターパック』がオススメです。

現在販売されているスターターパックは『蒼姫ラピス』『兎眠りおん』『Mew』『VY1V3』がセットになった『ヤマハのVOCALOID3 スターターパック』や『Lily』『CUL』『Megpoid』がセットになった『インターネットのVOCALOID3 スターターパック』などです。

その他にも1st PLACEから『VOCALOID3 スターターパック IA -ARIA on the PLANETE- 』も販売されています。









2012年4月12日木曜日

スタジオモニター『ADAM AX シリーズ』

USB接続が可能なADAM Audio(アダムオーディオ)のスタジオモニター『ARTist 3』は『Mipa award 2012』の「ニアフィールド・スタジオ・モニター部門」にノミネートされました。

もちろん『ARTist 3』も気になりますが、現時点でADAM Audioと言えばやはり『Aシリーズ』の後継モデルにあたるX-ARTツイーターを搭載した『AX シリーズ』です。

ADAMのスタジオモニター『AX シリーズ』のラインナップは『A8X』『A7X』『A5X』『A3X』の計4機種で『A8X』と『A3X』が新たにラインナップに加わっています。

オススメは定番スタジオモニターとしての地位を確立しつつある『Mipa award 2007』で最優秀賞を受賞した『A7』の後継モデル『A7X』と自宅スタジオでも活躍する小型モニター『A5』の後継モデル『A5X』です。



2012年1月12日木曜日

ループシーケンスソフト『SEQUEL 3』

Steinbergのループシーケンスソフト『SEQUEL』のニューバージョン『SEQUEL 3』が2011年10月に発売されました。

5,000種類以上の豊富なループ素材が付属するシングルウィンドウ設計の『SEQUEL 3』は初心者用のDAWソフトして最適なだけでなく、中級者以上の方にはサウンドライブラリとして使用することができる音楽制作ソフトです。

新規搭載されたソフトシンセは500以上の音色搭載「HALion Sonic SE」で、プラグイン・エフェクトはアンプシミュレーター「VST Amp Rack SE」を新たに搭載しています。

前バージョンよりもプライスダウンしているので、手軽に導入することができるのも『SEQUEL 3』の大きな魅力です。「Groove Agent One」と「Beat Designer」を使い、ひとつの画面でリズムパターンを制作することができるのも非常に便利です。