2009年12月12日土曜日

ベース専用ソフトシンセ『Trilian』

ベース専用の人気ソフトシンセであるSpectrasonics『Trilogy』の後継機『Trilian(トリリアン)』が登場しました。『Trilian』の34GBのライブラリーは『Trilogy』の10倍以上で、『Trilogy』の音源や『Bass Legends』も付属しています。

また、多彩なアーティキュレーション、アルペジエイターや、高品位なエフェクトが標準で装備されているので、『Trilian』でリアルなベース・サウンドを細かく作り込んで行くことができます。

現時点で、『Trilian』は個人的に最もオススメすることのできるベース専用ソフトシンセです。アップグレードも今まで『Trilogy』を使用してきたユーザーの方には用意されています。





2009年12月7日月曜日

初心者向き『Ableton Live Intro』

様々なバンドル製品にもバンドルするAbletonの『Live シリーズ』ですが、『Ableton Live Intro』は2009年に登場したエントリーユーザー向けのソフトで、低価格ということもあり、主にライトユーザーに人気のあった『Ableton Live LE』の後継ソフトです。

低価格ながら『Ableton Live Intro』は音楽制作に最低限必要な機能は装備していて、合計7GBの豊富なソフトシンセやループも付属しています。

製本版スタートアップガイドや内蔵レッスンがあり、上位版の『Ableton Live』や『Ableton Suite』の『Live シリーズ』にアップグレードできるので、安心して初めてパソコンで音楽制作をしようとしている方でも『Live Intro』を導入することができると思います。






2009年11月23日月曜日

プロペラヘッド『Record Reason Duo』

定番のPropellerhead(プロペラヘッド)のオールインワン音楽制作ソフトの『Reason』と、新たに登場したDAWソフト『Record』の2つのソフトは1つに統合することができます。

『Record』は『Reason』にとっての最高のパートナーですので、まだメインとなるDAWソフトを所有していない方で、効率的な音楽制作のできる『Reason』を使用して音楽制作を始めようとしている方には、『Reason』と『Record』が1パッケージになった『Record Reason Duo』が価格的にもオススメです。

すでに『Reason』を使用している方で『Record』のみ必要な方には『Record for Reason owners』があります。


2009年11月19日木曜日

アコギ音源『Strum Acoustic GS-1』

フィジカル・モデリング方式を採用する『Strum Acoustic GS-1』は、A|A|S (Applied Acoustics Systems)のアコースティック・ギター音源で、「リバーブ」「EQ」「コーラス」などのエフェクトも内蔵しています。

以前紹介したエレキ・ギター専用のソフトシンセ『Strum Electric GS-1』と同じく、『Strum Acoustic(ストラム・アコースティック)』も、アコースティック・ギターらしいコード・ボイシングに、MIDIキーボードで弾いたコードをリアルタイムに置き換えて再生してくれ、「コード・ストローク」など、生のアコースティック・ギターで演奏したかのような表現力のあるアコギ・サウンドを再現します。

アコースティック・ギター専用のソフトシンセの導入を考えている方などは、一度『Strum Acoustic GS-1』をチェックしてみると良いと思います。


2009年11月10日火曜日

Digital Performer 7が登場

MOTUのDAWソフト『Digital Performer』の新しいバージョンが登場しました。バージョン7では新たにギター用ペダルエフェクトを忠実に再現した多数の「モデリング・プラグイン」とフェンダー&マーシャルのビンテージギターアンプをモデリングした「アンプシミュレーター」を搭載するだけでなく、多数の改良を行われていて、魅力的なアップグレイドとなっています。

今回の『Digital Performerバージョン7』の目玉は、やはり数のギター用エフェクトを新たに搭載しているところです。アンプシミュレーター「Custom '59」だけでなく、マイクポジションを自在にミックスできるスピーカーキャビネット・シミュレーター「Live Room | G」も搭載しているので、実際のギターサウンドを忠実に再現することができます。




2009年10月30日金曜日

バージョンアップ『SONAR Home Studio 7 XL』

SONARシリーズのエントリーモデル『SONAR Home Studio』が『Home Studio 7』と『Home Studio 7 XL』に2009年07月にバージョンアップしました。ニューバージョンの『Home Studio 7 XL』には、真空管ギター・アンプをモデリングしたアンプシミュレータや、オーケストレーションのサウンドをリアルに表現する音源モジュールなども収録されています。

基本的に『SONAR Home Studio』はエントリーユーザー向けの『SONAR』ですが、『SONAR Home Studio 7 XL』なら、付属するプラグイン・エフェクトのレベルが販売価格以上にあるので、トラック制作だけでなくミックス/マスタリングまでを、ある程度しっかりとすることができます。

そのため、USB - MIDIキーボード『PCR シリーズ』などにバンドルされている『SONAR 6 LE』を使っている方で、ワンランク上の作品クオリティーにグレイドアップさせたい方などは『SONAR Home Studio 7 XL』の導入を検討してみても良いと思います。




2009年10月24日土曜日

POD STUDIO シリーズがお得プライスに

業界スタンダードのLine 6の「PODサウンド」をDAW上で再現することのできる『POD Farmプラグイン』をバンドルする、ギタリストに最適なオーディオ・インターフェイス『POD STUDIO シリーズ』がお得プライスになりました。

このシリーズのラインナップは『POD STUDIO UX2』『POD STUDIO UX1』『POD STUDIO GX』、MIDIキーボード一体型の『POD STUDIO KB37』で、アンプシミュレーター『POD Farmプラグイン』だけでなく、DAWソフト『Ableton Live シリーズ』の機能限定版の『Live Lite Line6 Studio Edition』やギタリスト向けレコーディングソフト『RiffWorks T4』もバンドルされます。

『POD STUDIO UX2』でも2万円以下のプライスなので、非常にお得です。



2009年9月4日金曜日

新しい『Logic Studio』が登場

Mac専用のAppleの『Logicシリーズ』の上位版にあたる『Logic Studio』が2009年に新しくなりました。『Logic Studio』のメインであるDAWソフト「Logic Pro」のバージョン9へのアップグレイドをはじめ、音楽制作者の立場に立った数々の新しい機能が装備されています。

2009年版の『Logic Studio』のセールスポイントのひとつである新しく加わったプラグイン「Amp Designer」と「Pedalboard」はギター・サウンド用のエフェクターで、自由度の高い高品位なギター・サウンドを創り出すことができます。

簡単に両エフェクターを紹介すると「Amp Designer」はアンプシミュレーターで、「Pedalboard」はSTOMPです。

サウンド・ライブラリも充実していて、さらにお手頃価格になった2009年版の『Logic Studio』は買いです。





2009年8月12日水曜日

自動伴奏・楽曲制作ソフト『Band-in-a-Box 17 Windows』

コードを貼り付けて行くだけで、簡単に伴奏を完成させることができるPG MUSICの自動伴奏・楽曲制作ソフト『Band-in-a-Box』にニューバージョンの『Band-in-a-Box 17 Windows』が登場しました。今回のバージョンアップは、シーケンスソフト『RealBand』を搭載するなど、かなり気合いが入っていて、評価することができます。

標準版のほかに『Band-in-a-Box 17 Windows』のパッケージには、『コードブックバンドル版』、DVD版の『MegaPAK』、USB接続2.5インチHDD版の『EverythingPAK』などの複数のパッケージがあります。

尚、『Band-in-a-Box シリーズ』には、Mac版もありますが、オーディオの取扱いができないほか、バージョン12を最後に、数年前からバージョンアップが止まっていることもあり、Mac版の『Band-in-a-Box』は現時点では、あまりオススメの音楽制作ソフトではありません。



2009年7月29日水曜日

総合的パッケージ『Ableton Suite 8』

音楽制作ツールとサウンドの両方がパッケージされた『Ableton Suite(エイブルトンスイート)』は『Ableton Live』と『Ableton インストゥルメント」がセットになった『Live シリーズ』の最上位版にあたるコンプリート・パッケージです。

1,600を超える表現力豊かなサウンドが収録されているのが魅力のニューバージョンの『Ableton Suite 8』では、「Collision」と「Latin Percussion」の2つの新しいパーカッション系のインストゥルメントが加わりました。

DTM・DAWベースで音楽制作で『Ableton Live』を中心にシステムを組もうと考えている方に総合的パッケージの『Ableton Suite 8』はオススメです。


2009年7月19日日曜日

エレキ・ギター専用ソフトシンセ『Strum Electric GS-1』

A|A|S (Applied Acoustics Systems) のソフトシンセ『Strum Electric GS-1』はエレキ・ギター専用のソフトシンセで、MIDIキーボードで弾いたコードをエレキ・ギターらしいボイシングにリアルタイムで変換してくれる、なかなか興味深い音源です。

この『Strum Electric GS-1』は一般のフレーズやサウンドなどサンプルをトリガーしているソフトシンセとは違い、フィジカル・モデリング方式でを採用していてピックや指の固さ、弦やボディの特性を設定してエレキ・ギターを再現します。

打ち込みでは、それ相応のテクニックが必要なだけでなく、時間の掛かった「アップ/ダウン・ストローク」「スライド」「ベンド」「ハンマーオン」「アルペジオ」などの奏法を、リアルに再現することができるが魅力の音源です。

最近のエレキ・ギター専用のソフトシンセは、アンプシミュレータと併用することにより、一昔前では考えられない程、リアルにギター・サウンドを再現することができるようになりました。

個人的にも『Real Strat』や『RAGING GUITARS』などのギター音源は音楽制作で非常に重宝していますが、この『Strum Electric GS-1』も、アンプシミュレータと併用して、どこまでリアルなサウンドを得ることができるのか、非常に楽しみで、使い込んでみたいソフトシンセです。







2009年7月14日火曜日

ベース専用音源『Trilogy』

Spectrasonicsのソフトシンセ『Trilogy(トリロジー)』は「エレキ・ベース」「アコースティック・ベース」「シンセベース」を収録するベース専用のソフトウェア音源です。

ベースに特化したソフトシンセ自体が、それほど多いわけでないということもありますが、『Trilogy』は定番のベース音源で、1,000種類、計3GB以上に収録されたベース・サウンドは高品質で、大量に収録された「フィンガーノイズ」は人間的でリアルなベース・トラックの作成に役立ちます。

2009年11月発売予定の『Trilogy』の後継機にあたるベース・モジュール『Trilian』が発表されたため、『Trilogy』はプライズダウンして、求めやすい価格になりました。『Trilian』は、より大容量のライブラリに、新たな「エレキ・ベース」「アコースティック・ベース」「シンセベース」を収録されています。





2009年6月26日金曜日

AmpliTube Fender

IK Multimediaの『AmpliTube』は、DAWベースでの音楽制作の定番のアンプシミュレータです。

新たに登場した『AmpliTube Fender』は、Fenderが公認しているギター/ベース・アンプ & エフェクト・ソフトで、名機から最近のモデルまでのFenderの機材が搭載されています。大量のプリセットも『AmpliTube Fender』には収録されていますので、ハイクオリティーのアンプ・サウンドを即座に再現することができます。

また、ギター/ベース用の160gのオーディオ・インターフェース『StealthPlug』と『AmpliTube Fender SE』がパッケージされた『AmpliTube Fender Studio』もIK Multimediaから登場しています。『AmpliTube Fender Studio』には、『DAWスタイル』では紹介していませんが、レコーディング & ミキシング・ソフトウェア『RiffWorks T4』もバンドルされています。





2009年6月15日月曜日

DTM PC 『Prime Beatribe debut !』

DAW専用PC『digistrema(デジストリーマ)』でお馴染みの『ドスパラ』から、新たにDTM用の小型高性能パソコン『Prime Beatribe debut !(プライム ビートライブ デビュー !)』が登場しました。

この『Prime Note Beatribe debut !』には、でデスクトップタイプとノートタイプがあり、BTO PCなので、もちろん「メモリ」や「HDD容量」を自分好みにカスタマイズすることもできます。

比較的に高額なDAW用PC『digistrema』よりも価格がお手頃なのも魅力のDTM PCで、サビ機としても『Prime Note Beatribe debut !』は活躍すると思いますので、DAW用のパソコンを探している方等はチェックしてみると良いと思います。


2009年6月4日木曜日

IK Multimediaの「音源あげます!」プロモーション

期間中にIK Multimediaのソフトシンセを購入して、購入製品を、IK Multimediaアカウントに登録すると。もう一つのソフトシンセがプレゼントされるという、お得なプロモーションが2009年6月30日まで実施されています。

作曲や編曲時に必要な1,800音色を収録した、サンプル・ワークステーション『SampleTank 2.5 XL』。充実した5,000音色の、シンセ・ワークステーション『Sonik Synth 2』。ミロスラフ・ヴィトウスによる1,300音色を収録した、オーケストラ・ワークステーション『Miroslav Philharmonik』などが、このプロモーションの対象です。

製品を登録した後に、IK Multimediaユーザー・エリアにてプレゼント品を1つ選び、ダウンロード、インストール、オーサライゼーションを行えば、もうひとつのソフトシンセも使用することができます。

尚、限定期間の対象となるのは、製品の注文日や購入日ではなく、ソフトの登録日なので、注意が必要です。また、各ソフトごとに無償プレゼント品が違い、IKのバンドル・パッケージはプロモーションの対象にはならないので、しっかりとチェックしておく必要があります。



2009年5月23日土曜日

Ableton Live 8 の新機能

統合型のDAWソフトとしての実力もバージョンアップを重ねるごとに兼ね備えてきた、『Ableton Live』の2009年に登場したニューバージョン8の、主な新機能は、「新グルーヴエンジン」「新ワーピングエンジン」「Looper」です。新しく「Vocoder」「Multiband Dynamics」「Overdrive」「Limiter」「Frequency Shifter」などのエフェクトも『Ableton Live 8』には搭載されています。

機能限定版の『Live』がLine6の『POD Studioシリーズ』や、M-AudioのUSB - MIDIキーボードにもバンドルしているので、アップグレイドを考えている方も居ると思いますが、『Live シリーズ』ならではの、直感的で自由な操作に魅力を感じる方などは、『Ableton Live 8』をチェックしてみると良いと思います。

2009年5月18日月曜日

DAWとオススメBTOパソコン

音楽制作の手法によっても、必要スペックというのは変わってきますが、DAWベースがメインの音楽制作をする場合は、「DAW環境に向いているパソコン」でも少し触れていますが、やはりパソコンには、ある程度のスペックが必要です。

音楽制作用PCにゲーム向けPCのように高性能のグラフィックカードを搭載している必要はありませんが、DAWソフトが推奨するスペックよりも上の、パソコンを使用することを強くオススメします。

現在ではパソコンはかなりコストダウンしていて、BTOパソコンなら、自分仕様にパソコンをカスタマイズすることができますので、CPUとメモリはワンランク上のモノをセレクトすると良いと思います。

BTO PCショップで、個人的にオススメは2008年の日経パソコンのパソコン満足度ランキング2位の『マウスコンピューター』と、DAW向けパソコンを販売している『ドスパラ』です。


2009年4月22日水曜日

M-Audioのキーボード 『Axiom Pro』

M-AudioのUSB - MIDIキーボード『Axiom シリーズ』の上位版にあたる『Axiom Pro シリーズ』が登場しました。高機能USB-MIDIキーボード『Axiom Pro シリーズ』には、25鍵盤の『Axiom Pro 25』、49鍵盤の『Axiom Pro 49』、61鍵盤の『Axiom Pro 61』があり、『Axiom シリーズ』のすべての機能に加えて、高品位なTruTouchアクション鍵盤と、装備されているコントローラーを主要DAWソフト等へアクセス可能なパラメータに自動的にマッピングしてくれる「独自のHyperControl MIDIマッピング・テクノロジー」を搭載しています。





2009年4月17日金曜日

ギター音源『Real Strat』

エレキ・ギター専門のソフトシンセ『Real Strat』はギター特有のリアルな「ソロ・フレーズ」「コード・バッキング」「アルペジオ」などを簡単に表現することができるストラトキャスターを再現した音源で、質の良いアンプシミュレータと組み合わせることにより、自由度の高いギターサウンドを作成することができます。

個人的に『Real Strat』は同じエレキ・ギター音源の『RAGING GUITARS』よりも、好きで、IK Multimediaの定番のアンプシミュレータ『AmpliTube』と組み合わせて良く使用しています。また『Real Strat』に付属する「リズムパターン・コレクション」はギターのバックトラックを簡単に作成することができるので、とても重宝すると思います。

2009年4月13日月曜日

FOSTEXのスタジオ・モニター『PM0.4』

最近は低価格な小型スタジオ・モニターがDTMのライトユーザー的な方から、初めての宅録スタジオ・スピーカーとして人気があります。その代表格であるFOSTEXのスタジオ・モニターの『PM0.4』はペアで1万円台で、価格とサイズからみると驚くくらいの高音質で、ライトユーザーの、定番スタジオ・モニター・スピーカーとしてヒットしています。

ペアで1万円台ということもあり、一般の定番の宅録スタジオ・モニターと比べること自体がナンセンスですが、FOSTEX 『PM0.4』は比べてみたくなる程、再生能力が優れています。



また、『mipa award 2009』の「ニアフィールド・スタジオ・モニター部門」にノミネートされたGENELECのスタジオ・モニター『6010A』も、かなりの小さなスピーカーです。


2009年4月7日火曜日

Cubase 5が登場

2009年3月にSteinbergの『Cubase』のニューバージョン5が登場しました。「バンドル版のCubase」や「エントリーユーザー向けのCubase」からバージョン5へのアップグレイドを考えている方も居ると思います。

今回のアップグレイドの大きな特徴は、やはり、上位版『Cubase 5』に、ボーカル編集ツール「VariAudio」と、ピッチ修正ツール「Pitch Correct」が標準で搭載されたことです。ミッドレンジ・モデル『Cubase Studio 5』にも「Pitch Correct」のみ搭載されました。

また、先日発表された『mipa award 2009』の「Recording Software(レコーディング・ソフトウェア)部門」にDAWソフト『Cubase 5』はノミネートされています。



2009年4月4日土曜日

UAD-2が『mipa award 2009』を受賞

第10回『mipa award 2009』の「Recording Effects (Hardware)」部門を、2008年に登場したUniversal Audioの『UAD-2』が受賞しました。『Universal Audio UAD-2』は定番のDSPアウトボードの『UAD-1』の後継モデルで、旧モデルよりもDSPパワーとサウンドクォリティーが飛躍的に向上しています。

現在、UAD-2シリーズには、すべての34種のプラグインをはじめから付属した『DUO OMNI(デュオオムニ)』『QUAD OMNI(クァッドオムニ)』や、下の画像のノートPC用のExpressカードタイプの『UAD-2 SOLO/LAPTOP』も販売されています。



2009年3月28日土曜日

Auto-Tune EFX

ANTARESのピッチ補正プラグイン『Auto-Tune Evo』のコアテクノロジーを受け継いたライト版の『Auto-Tune EFX』が登場しました。『Auto-Tune EFX』は「リアルタイムピッチ修正」と「Auto-Tuneボーカルエフェクト」の2種類のピッチ補正モードを搭載していて、ボーカルのピッチ補正と、ポップミュージックで流行の「ケロケロボイス」を簡単に作成することができます。



グラフィカルなピッチ編集や、微調整はできませんが、主にボーカル音源『VOCALOID(ボーカロイド)』のピッチ補正や、ケロケロボイスを作成の用途を目的に、上位版の『Auto-Tune』を購入しようか迷っていた方には、ライトバージョン『Auto-Tune EFX』は販売価格が1万円を切り低価格なので、検討する価値はあると思います。



2009年3月27日金曜日

Line6『POD Farm シリーズ』

Line6のビンテージからモダン・ハイゲイン・アンプまで自由に組み合わせて使うことができるアンプシミュレータ『POD Farm シリーズ』はDAWソフトで「PODサウンド」を使用することのできるプラグイン・ソフトです。

このシリーズにはスタンダードバージョン『POD Farm』と、上位バージョン『POD Farm Platinum』があり、独立した2系統のセッティングを同時に使用することができる「デュアル・トーン機能」を搭載しています。




POD Studio

プラグイン・ソフト単体のパッケージだけでなく、USB オーディオ・インターフェイス『POD Studio シリーズ』にも、スタンダード・バージョンの『POD Farm』がバンドルされています。




2009年3月8日日曜日

SONAR 8 Power Studio シリーズ

SONAR Power Studio シリーズはRoland/EDIROLのハードウェア製品に『SONAR Studio』とボーカル編集ツール「Roland V-Vocal」をバンドルしたお得な製品です。

その『SONAR Power Studio』の新しいパッケージ『SONAR 8 Power Studio シリーズ』の販売が2009年02月から開始されました。新しいパッケージでは昨年登場した『SONAR Studio』のニューバージョン8がバンドルされています。

今回新たに登場したのは、ハードウェア音源とオーディオ・インターフェース機能を搭載しているRolandの『SonicCell』をバンドルした『SONAR 8 Power Studio SonicCell』と、USBオーディオ・インターフェース『UA-25EX』をバンドルしている『SONAR 8 Power Studio 25EX』です。




2009年2月16日月曜日

ループシーケンスソフト『ACID Pro 7』

元祖ループシーケンスソフトであるSONY MEDIA SOFTWAREの『ACID シリーズ』の最上位版の『ACID Pro 7』のニューバージョンがおよそ2年ぶりに登場しました。『ACID Pro 7』の主なバージョンアップの内容は「Windows Vistaに正式対応」「ミキシングコンソール搭載」「音質向上」などです。

50,000円相当のソフトがバンドル

また今回のバージョンアップでは50,000円相当のソフトシンセとプラグイン・エフェクトが『ACID Pro 』にバンドルされました。バンドルされたソフトシンセは「ドラム音源」「プレイバックサンプラー」。プラグイン・エフェクトは「ギターアンプシミュレーター」「エフェクトパッケージ」です。

ループシーケンス機能搭載のDAWソフトを探している方はバージョンアップした『ACID Pro 7』をチェックしてみると良いと思います。

ACID Pro

2009年2月11日水曜日

GarageBand '09が登場

Appleの『iLife』に収録されている『GarageBand』のニューバージョン『GarageBand '09』が登場しました。「新しいギター機能」や「基本レッスン」「アーティストレッスン」などの楽器演奏を学ぶことができる機能がニューバージョン『GarageBand '09』では追加されました。

「基本レッスン」は手軽にピアノやギターの演奏を学ぶことができ、「アーティストレッスン」では、楽曲を世に送り出したアーティスト本人から楽器の弾き方を習うことができます。

追加音源パッケージで可能性が広がる

「Apple Loop」「ソフトシンセ」「エフェクター」が収録されている追加音源パッケージ『Jam Pack』を『GarageBand』に導入することにより、楽曲制作のバリエーションと可能性が広がります。


2009年1月4日日曜日

入門版『SONAR』の選び方

EDIROLの『SONAR シリーズ』は『Cubase シリーズ』同様にWindowsユーザーにとても人気のあるDAWソフトなので、はじめてのDAWソフトに『SONAR』を考えている方も多いと思います。ここでは簡単にですが、エントリーユーザー向けの『SONAR』をセレクトする際のポイントを書きたいと思います。


SONAR LE

まず、これから音楽制作を始めようとしている方で、まだ音楽制作に必要なDAWツールを何も揃えていない方には、『SONAR 6 LE』がパッケージされているEDIROLのUSB - MIDIキーボード『PCR シリーズ』がオススメです。

USB - MIDIキーボード『PCR シリーズ』には、『SONAR 6 LE』の他にも、トラック制作ソフト『Project5』のライト版や、サンプル・プレイバック・シンセ「D-Pro LE」がバンドルされているので「とてもお得」ということもあるのですが、とりあえず低予算で音楽を始めることができるのが、オススメする大きな理由です。


SONAR Home Studio

次に『Home Studio』と『Home Studio XL』で迷っている方には『XL』のほうをオススメします。オススメする理由は『Home Studio』と『Home Studio XL』の差額は5,000円くらいですが、『XL』に付属しているプラグイン・エフェクトや、サンプル・ライブラリを後から揃えようとすると5,000円以上の出費が必要となるので、初めから『Home Studio XL』のほうを購入するほうが良いからです。

ここで紹介した『SONAR 6 LE』と『SONAR Home Studio 6』の解説は初心者向けの『SONAR』を参照して下さい。