この『Strum Electric GS-1』は一般のフレーズやサウンドなどサンプルをトリガーしているソフトシンセとは違い、フィジカル・モデリング方式でを採用していてピックや指の固さ、弦やボディの特性を設定してエレキ・ギターを再現します。
打ち込みでは、それ相応のテクニックが必要なだけでなく、時間の掛かった「アップ/ダウン・ストローク」「スライド」「ベンド」「ハンマーオン」「アルペジオ」などの奏法を、リアルに再現することができるが魅力の音源です。
最近のエレキ・ギター専用のソフトシンセは、アンプシミュレータと併用することにより、一昔前では考えられない程、リアルにギター・サウンドを再現することができるようになりました。
個人的にも『Real Strat』や『RAGING GUITARS』などのギター音源は音楽制作で非常に重宝していますが、この『Strum Electric GS-1』も、アンプシミュレータと併用して、どこまでリアルなサウンドを得ることができるのか、非常に楽しみで、使い込んでみたいソフトシンセです。