2013年9月21日土曜日

YAMAHA スタジオモニター『HS5』『HS7』『HS8』

現在、定番なのでYAMAHAのスタジオモニター スピーカーをDTM・DAWスタジオで使用している方もいると思いますが、約7年ぶりに『YAMAHA 新HS シリーズ』が登場しました。

2013年06月に登場したラインナップは5インチモデル『HS5』、6.5インチモデル『HS7』、8インチモデル『HS8』です。

新開発された「ツイーター」や「ウーファー」をはじめ、ニアフィールドモニター・スピーカーに求められる精確な再生能力を追求した『YAMAHA 新HS シリーズ』は音像定位と高分解能・フラットな特性が特徴です。

何と言っても、このモニタースピーカー・シリーズは『定番 YAMAHA MSPシリーズ』よりも価格が安いのが大きな魅力です。

5インチモデル『HS5』もそうですが、特に新たにラインナップした6.5インチモデル『HS7』は、『前HS シリーズ』の音を知る人は、同シリーズなの?と思うくらいの出来の良さで、ワンランク上の音作りやミックスダウンが可能になります。

尚、リアパネルには低域を補正する「ROOM CONTROL 」と「HIGH TRIM」を装備していますので、リファレンス環境を作りやすいのも『YAMAHA 新HS シリーズ』の特徴です。

スタジオモニター YAMAHA HS シリーズ

2013年9月7日土曜日

Reason 7 バージョンアップ

国内でもPropellerhead SoftwareのDAWソフト『Reason 7』と『Reason Essentials 2』のパッケージ販売が2013年05月に開始されました。

前バージョン 6が登場したときはトラック制作ソフトの歴史に幕を下ろしてオーディオを取扱うことのできるDAWソフトになったので、強烈なインパクトがありましたが、今バージョン『Reason 7』は、それほどインパクトはありません。

それでも、『Recycle』の機能が使えるようになったり、ハードウェアのシンセサイザーを「Reason ラック」で使えることができるようになったのは評価できます。

今までは複数のPropellerhead(プロペラヘッド)の音楽ソフトを立ち上げていたかたもいるかもしれませんが、バージョン6で『Record』を統合して、バージョン7で『Recycle』を統合をしました。

そう考えると『Reason 7』は、もしかするとプロペラヘッドの目指していた『Reason シリーズ』の完成形なのかもしれません。

次のバージョンには大いに期待できるかもしれません。


2013年9月5日木曜日

10本のオススメDAW音楽制作ソフト

バージョンアップを終了して、生産完了するDAWソフトもあるなか、「おすすめDAWソフト 10選」のように着実にデジタル・オーディオ・ワークステーションとして進化し続けているソフトもあります。

「強引に10本選んだんじゃないか?」という声も聞こえてきそうですが、今年のMIPA2013を受賞したPreSonusの『Studio One』を加えて、ピッタリと10本ありました。強引に加えたというソフトは本当に1本もありません。

2011年11月から2013年07月のあいだにメジャーDAWソフトのアップグレードが続きましたが、今までような、プラグインを目玉にするアップグレードではなく、次の次元にDAWソフトは突入したと思います。

どのメーカーもソフトの低価格化の進むなか、大変だと思いますが、更なる飛躍を心から期待しています。

尚、2008年に開設した、このブログですが、はじめてサイトデザインを変更しました。文字が大きくなったので読みやすくなりました。

PreSonus『Studio One』

2013年9月4日水曜日

ミックス・ダウンをDAWで学ぶ本

以前『ミックスダウン & マスタリングのコツとテクニック』を公開していましたが、今でも「DAWソフトって便利」と思うと同時に「ミックスダウンって難しい」と感じる方は多いと思います。

そんな方にリットーミュージックが2013年06月に発刊したエンジニア 早乙女 正雄 さん著の『ミックス・ダウンをDAWで学ぶ本』は最適です。

この書籍の優れているところは、ミックスダウンの基礎知識からはじまり付属DVDに収録されたマルチトラックをDAWに読み込み「ポップス」「R&B」「ロック」のミックスを学ぶことができるところです。

わたしも、興味があったので購入しましたが、ミックスダウンが本当に分かりやすく解説されています。

ノイズ目的ではなく海外のエンジニアは躍動感のために「エクスパンダー/ゲート」を使うなど、はじめて知ったこともあります。

このブログで書籍を紹介するのは珍しいですが、中途半端にミックスダウンの知識を学ぶより『ミックス・ダウンをDAWで学ぶ本』で、一通り学ぶことをオススメします。

多分、Pro Tools ユーザーでない方は、ミックス後の『Pro Tools 10』ファイルが収録されているのが、逆に購入のネックになっているかもしれませんが、それを抜きにしても、2,100円という価格でミックス工程を理解することができるので、価格以上に価値のある書籍だと思います。

尚、今回紹介した『ミックス・ダウンをDAWで学ぶ本』の他にも「オススメのミックスダウン&マスタリング書籍」でイロイロな優良な書籍を紹介していますので、参考にしてみて下さい。

2013年9月1日日曜日

ドラム音源 XLN Audio『AD Mega バンドル 3』

XLN Audioの『Addictive Drums』はソフトシンセ定番ドラム音源のひとつです。

その『Addictive Drums』と7つの専用拡張音源がひとつになったパッケージ『AD Mega バンドル 3』はトータルで約3万円もお得な数量限定のパッケージです。

付属する専用拡張音源は「Retro」「Indie」「ModernJazzBrushes」「ModernJazzSticks」「Funk」「ReelMachines」「Metal」の7つで、『Addictive Drums』と合わせると、ほぼ、オールジャンルに対応することのできるドラムサウンドが収録されています。

最近はソフトは安くなりました、1本あたり結構な値段のしていた『GarageBand Jam Pack』も、今ではオマケみたいな感じで、Logic Pro ユーザーは無料でダウンロードできるようになっています。

時代の流れとは言え、当時の価格で購入した人間からするとかなり複雑です。尚、『AD Mega バンドル 3』は、まだ在庫の残っているショップもあるようです。

AD Mega バンドル 3