2009年7月29日水曜日

総合的パッケージ『Ableton Suite 8』

音楽制作ツールとサウンドの両方がパッケージされた『Ableton Suite(エイブルトンスイート)』は『Ableton Live』と『Ableton インストゥルメント」がセットになった『Live シリーズ』の最上位版にあたるコンプリート・パッケージです。

1,600を超える表現力豊かなサウンドが収録されているのが魅力のニューバージョンの『Ableton Suite 8』では、「Collision」と「Latin Percussion」の2つの新しいパーカッション系のインストゥルメントが加わりました。

DTM・DAWベースで音楽制作で『Ableton Live』を中心にシステムを組もうと考えている方に総合的パッケージの『Ableton Suite 8』はオススメです。


2009年7月19日日曜日

エレキ・ギター専用ソフトシンセ『Strum Electric GS-1』

A|A|S (Applied Acoustics Systems) のソフトシンセ『Strum Electric GS-1』はエレキ・ギター専用のソフトシンセで、MIDIキーボードで弾いたコードをエレキ・ギターらしいボイシングにリアルタイムで変換してくれる、なかなか興味深い音源です。

この『Strum Electric GS-1』は一般のフレーズやサウンドなどサンプルをトリガーしているソフトシンセとは違い、フィジカル・モデリング方式でを採用していてピックや指の固さ、弦やボディの特性を設定してエレキ・ギターを再現します。

打ち込みでは、それ相応のテクニックが必要なだけでなく、時間の掛かった「アップ/ダウン・ストローク」「スライド」「ベンド」「ハンマーオン」「アルペジオ」などの奏法を、リアルに再現することができるが魅力の音源です。

最近のエレキ・ギター専用のソフトシンセは、アンプシミュレータと併用することにより、一昔前では考えられない程、リアルにギター・サウンドを再現することができるようになりました。

個人的にも『Real Strat』や『RAGING GUITARS』などのギター音源は音楽制作で非常に重宝していますが、この『Strum Electric GS-1』も、アンプシミュレータと併用して、どこまでリアルなサウンドを得ることができるのか、非常に楽しみで、使い込んでみたいソフトシンセです。







2009年7月14日火曜日

ベース専用音源『Trilogy』

Spectrasonicsのソフトシンセ『Trilogy(トリロジー)』は「エレキ・ベース」「アコースティック・ベース」「シンセベース」を収録するベース専用のソフトウェア音源です。

ベースに特化したソフトシンセ自体が、それほど多いわけでないということもありますが、『Trilogy』は定番のベース音源で、1,000種類、計3GB以上に収録されたベース・サウンドは高品質で、大量に収録された「フィンガーノイズ」は人間的でリアルなベース・トラックの作成に役立ちます。

2009年11月発売予定の『Trilogy』の後継機にあたるベース・モジュール『Trilian』が発表されたため、『Trilogy』はプライズダウンして、求めやすい価格になりました。『Trilian』は、より大容量のライブラリに、新たな「エレキ・ベース」「アコースティック・ベース」「シンセベース」を収録されています。