2012年7月16日月曜日

オーディオインターフェイス『Apolloシリーズ』

UNIVERSAL AUDIOから2012年に発表された『Apollo』はDSPエフェクトを使用することのできるオーディオ・インターフェイスです。

最大の特徴は「UADプラグインを使用することができる」という点ですが、オーディオ・インターフェイスとしてもかなりハイレベルです。

オーディオI/F『Apollo シリーズ』とPCとの接続は標準でFireWire 800、オプションカードでThunderbolt 接続も可能です。

ラインナップは4基プロセッサーを搭載した『Apollo QUAD』と2基プロセッサーを搭載した『Apollo DUO』でPCIe版にある『SOLO』はありません。

すでに『Mipa 2012』の「レコーディング・ハードウェア部門」で最優秀賞を受賞するなど注目度も非常に高く、定番の『UAD-2 シリーズ』と同様に『Apollo シリーズ』は高い評価を受けています。

DTMバンドル・ガイドのほうで「UAD-2とパソコンの高スペック&低価格化」という記事を書きましたが、今後この分野はオーディオ・インターフェイスとしての機能がしっかりしていることが今までよりも重要です。

その点で『Apollo シリーズ』は充分にクリアーしていますが、DSP搭載オーディオ・インターフェイスを探している方はMOTU『828mk3 Hybrid』にも注目してみると良いと思います。

もちろん人それぞれですが個人的にはPCIe版の『UAD-2 DUO』と『828mk3 Hybrid』の組み合わせあたりが宅録スタジオでは良いような気がします。